暑中見舞いや残暑見舞いを送る時期や形式は
決まったものではないのですが、
送る相手が会社の上司やビジネスでのお客様の場合
気を使うものです。
送る時期については
立秋より前ならば暑中見舞い、後ならば残暑見舞い
とするのが定例です。
形式は
1.季節の挨拶
2.送り相手の健康などをたずねる言葉
3.自分の状況を伝える言葉
4.送り相手の無事を祈る言葉
といったところです。
拝啓や敬具などの頭語や結語は不要です。
ビジネスでの上司やお客様への文例
お客様への例文
暑中見舞い申し上げます。
貴社におかれましては、いよいよご盛栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のご配慮をいただき心よりお礼申し上げます。
お陰様で弊社も恙(つつが)無く社業に専心いたしております。
皆様の更なるご支援を賜れますよう、衷心よりお願い申し上げます。
暑さ厳しき折、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
平成○○年 盛夏
上司への例文
暑中見舞い申し上げます。
猛暑が続いておりますが、ますますご健勝のことと存じます。
日頃は、何かとお心遣いをいただきありがとうございます。
今後ともこれまで同様のご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
ご多忙中とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
平成○○年 七月
小学生の子供から先生への文例
先生への例文
毎日とても暑いですね。先生はお元気ですか?
わたしは、ゆかたをきて、花火大会にいってきました。
金魚すくいをして楽しかったです。
2学きもよろしくおねがいします。
平成27年7月
暑中見舞いの構成順の一言
1.季節の挨拶
暑中見舞い申し上げます
暑中お伺い申し上げます
盛夏お伺い申し上げます
猛暑のおうかがいを申し上げます
2.送り相手の健康などをたずねる言葉
貴社におかれましては、いよいよご盛栄のことと存じます。
貴店におかれましては益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
○○様には、ますますご(健勝/壮健)のことと存じます。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
3.自分の状況を伝える言葉
弊社が、順調な業績をあげられるのも、貴社のお陰と感謝申し上げます。
私もおかげ様で大過なく過ごしております。
こちらは家族みんなで元気で過ごしております。
4.送り相手の無事を祈る言葉
皆様の更なるご支援を賜れますよう、衷心よりお願い申し上げます。
残暑厳しき折、どうぞご自愛くださいますよう。
皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます。
お体を大切にお過ごしください。
まとめ
暑中見舞いは時候の挨拶なので
文章はあまり長くならないほうが
良いでしょう。
行間を広めにとって
涼しげな絵やイラストを
入れればさわやかな手紙に
なるでしょう。