身内に不幸があった場合に、年賀状を送りませんという挨拶状を年末に送るのが喪中はがきです
喪中はがきはいつまでに送らなければならないのか考えて見ましょう
喪中はがきを受け取った方は、年賀状を送らないのがマナーとされています
だから、喪中はがきは年賀状をやり取りしている相手に年賀状を準備する前に送るようにしないといけません
年賀状の準備をはじめるのは12月上旬くらいと考えると、そのころには配達まで終わっていないといけません
喪中はがきを送った場合、あるいは受け取った場合、年賀状の代わりに出すのが寒中見舞い
身内に不幸があった人には挨拶状を出す必要はないかというと、そうではありません
年賀を祝すという意味での年賀状は出さなくても、年始の挨拶という意味で挨拶状を送ります
それが寒中見舞いです
身内に不幸があった人は年内に喪中はがきを送り、年が明けたら寒中見舞いで年始の挨拶をするということです
喪中はがきをもらった側も、年賀状は送りませんが、同じく年始の挨拶状として寒中見舞いを送ります
身内は兄弟まで
身内の不幸という場合、どのあたりの身内のことを指しているのでょう
普通は兄弟が亡くなった場合には、喪中はがきを出すようです
祖父母が亡くなった場合には喪中はがきは送らない場合もあるようです
もし、祖父母と同居しているならば喪中はがきを送り、同居していないならば送らないケースが多いようです
喪中はがきや寒中見舞いは普通のはがき
年賀状は、どんなに早く投函しても正月の三が日に配達されます
特別な配達のルールがあるはがきなので、普通のはがきとは違うのです
普通のはがきでも、郵送するときに申し出て「年賀」のはんこを押してもらえば、配達のルールは年賀はがきと同様になります
これに対して、喪中はがきや寒中見舞いは普通のはがきなので、普通のルールで配達されます
寒中見舞いを年賀状と一緒に投函すれば、寒中見舞いだけ年内に届いてしまいます
まとめ
喪中はがきは、年賀はがきが普及したあとにルールが出来てきたものなのでそれほど明確な決まりがあるわけではありません
身内に不幸があった場合、年始を祝うということがはばかられるという気持ちから生まれたものでしょう
最近は年始の挨拶という意味の「年始状」を送る方もいるようです
その場合、祝賀の言葉を使わず年始の挨拶をします